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大阪のマーケティングリサーチの専門機関、市場調査社のスタッフブログです。
日常生活でスタッフが感じたことや、弊社のサービスの紹介をしていきます。

社会調査の過半数はゴミ?(安部)2015年7月28日 火曜日

ワイドショーなり雑誌なりを見ていると、アンケート結果がよく掲載されています。
最近はSNSでも多いですね。結果を見たければクリックしてね、というパターン。

曰く
・年収1000万円以上の人の●●割は▲▲をしている!
・実はやめてほしい!上司が良かれと思ってしてしまっているNGなことTOP5!
・実は●割のOLが職場の▲に否定的だった!
などなど。

それぞれ興味深くもあり、その結果も楽しく見られるのではありますが、
それは「読み物」としてに限定される場合も多いです。

『渋谷を歩く若者30人に聞いた結果です!驚くことに最近の若者のマナー意識は・・・』となると、もちろんこの結果を持って日本の若者全体を語ることができないことは明らかです。

これは至極当たり前のことのように思えます。
そもそもこのようなアンケートって「読み物」でしょと、割り切っている方もいるかもしれません。
でも、より公的なデータにおいても、おかしな結果が世の中に出回っている、ということを事例とともに解説しているのが以下の本です。

◆「社会調査」のウソ ― リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) 
  2000/6 谷岡 一郎   (著) 

社会調査論を専門とする著者は「社会調査の過半数はゴミだ」と言いきります。
そして、具体的にマスコミ報道や研究論文等の事例を上げて、なぜゴミと言うのかを解説しています。
なるほど、権威ある機関から公表されている結果ほど、知らず知らずのうちに盲目的に(前提をあまり考慮せずに)信じ込んでいる自分がいることに気付かされます。

調査結果のバイアス(結果を実態から歪めてしまうもの)として、本著では

・人の記憶の限界
・見せかけの相関
・リサーチ・デザインの問題
・誘導的質問
・サンプリング

などなどが挙げられています。

 いずれも実際のリサーチでも注意しなくてはならない代表的なバイアスですが、社会調査にはさまざまなバイアスが介在する余地がある中で、それを前提として、できるだけ「真実」に迫る工夫と努力を行うもの、ともいえるかと思います。

私の好きな言葉の一つに
「調査結果の真実は“その質問に対して対象者がそのように答えた”ということのみである」というものがあります。
つまりは調査結果は「対象者が過去にそのような行動を行なった」とか、「今そのように感じている」とか、「今後そのような行動をする」という真実とは必ずしも一致しないということです。
ここだけを見ると身も蓋もありませんが、だからこそできるだけバイアスのない結果を入手し、「なぜこの質問にこう答えたのか?」について考察する意義があるとも言えます。

いろいろな情報が氾濫し、簡単に大量サンプルの調査結果にアクセスできる今だからこそ、「調査結果を正しく見る」ことへの意識は強めて行く必要があると思います。
(と言いながらも、根も葉もない占いなんかにも影響を受けてしまう自分が不思議なのですが!)

(安部)

職場の親睦イベントが増えている?(安部)2014年9月1日 月曜日

■増える職場のレクリエーション

GW前後でしょうか。友人から「来週は社員旅行やねん」とか、「部署対抗ソフトボール大会に向けて練習中」など、会社行事の話題をチラホラ聞きました。そういえば、クライアントさまからそんなお話を聞く機会も最近多いような気がするな、と感じていました。
そのような定性的な感覚を裏づけするデータがありました。産労総合研究所(東京都千代田区)が3千社を対象に実施している調査によると、企業における余暇・レク行事の実施割合は2000年代前半に減少傾向にあったものの、09年には85%程度と、1990年代半ばの水準に戻りつつあるそうで、昔ながらの企業の親睦行事が見直されているそうです。

 
  真夏のバーベキュー

そんな中、弊社でも30度を超えるギラギラ太陽の下で、スタッフやその家族が集い、バーベキュー大会が開催されました。

 ←(写真①)

プロジェクトのリーダーは佐藤(写真左)。前日に仕入れた5キロの肉などを携え、下準備ばっちりです。女性陣が中心で持ち寄った野菜なんかも加えて焼いていきます。

(写真②)→
奥の木陰で映画監督のごとく鎮座するのはほろ酔いの山本です。手前のADのようなのは、前日日帰り東京出張で実査を行いつつ、早朝から場所取りという任務を見事に果たし、開始早々にはやり遂げた感も手伝ってでしょう、やや放心状態の今井です。

 
←(写真③

 

精力的に動き現場を取り仕切るリーダーはアウトドア大好きの浜本です。切って焼くだけでなく、火をおこしたりテントを立てたり大活躍。それ仕事ですか?と思わずつっこみたくなる真剣さ、直球勝負でした。

(写真④)→
子供たちはアスレチックで遊んだりテントの中で休憩したり。このときは妖怪ウォッチのゲームやら歌やらで盛り上がっています。ゲラゲラポー。
 
■今、企業の親睦会が増えるのは?

かし職場メンバーとの仕事以外の活動っていいものですね。仕事人としてだけでない家庭人としての顔が見えたり、参加者みんなでイベントを実行しているとい
う、一体感を感じられたり。このような昔ながら?の体験・参加型親睦会は、一見、費用対効果や効率追求というビジネスの反対側にあるようで、実は回りま
わって経営にも効果的な活動なのかもしれません。今これらが見直されるというのは、ビジネスライクな経営の限界がきつつある、といっては言いすぎでしょう
か。デジタルとアナログ、機能と情緒、定量と定性、人工と自然、などなど、どちらかが強くなるとどちらかに揺り戻しがきて、バランスが取れるようになって
いると思います。そういえば「最近の新入社員は飲み会に参加したがらない」という話を以前よく耳にした気がしますが、最近では積極的に参加したがるという
話もちらほら。皆様の職場ではいかがなものでしょうか?なんだか今、時代の風潮が緩やかにでも確実に方向を変えている、そんな気がする親睦会増加というト
ピックした。
そして教訓。
バーベキューってやっぱり春か秋にするのがいいですね(笑)
今年で一番焼けた、熱い一日でした。

(安部)

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