60周年ご挨拶 MRidea vérité

お問い合わせ

スタッフブログ

スタッフ紹介を見る

大阪のマーケティングリサーチの専門機関、市場調査社のスタッフブログです。
日常生活でスタッフが感じたことや、弊社のサービスの紹介をしていきます。

AIによる市場調査社の組織力(中野)2018年9月21日 金曜日

ここ最近、AI(人工知能)のことがよく話題になりますが、IBMがワトソンという自社開発のAIをWEB上で体験できるデモを提供しているのはご存知ですか?

 

今回は、下記リンク先のデモの性格分析を使って、弊社のブログを執筆者別に分析してみました。対象となるのは10名です。

Personality Insights

hhttps://personality-insights-demo.ng.bluemix.net/

 

やり方は簡単。テキスト入力で任意のテキストを選択し、テキスト入力欄に各人のブログの文章のコピーを貼り付けます。古参メンバーは10本以上記事があるのですが、全部コピーするのは大変なので、直近の2本分だけにします。

分析ボタンを押すと、結果の説明と傾向、あとは個性・欲求・価値のスコアが出ます。

 

画像1

上記の画像はワトソンのサンプルですが、こんなふうに結果が出ます。

 

■個性

この尺度は、「知的好奇心」「誠実性」「外向性」「協調性」「情緒不安定性」という5つの軸で性格を推定するもので、心理学の分野では世界的にスタンダードなものだそうです。

 

各人のスコアの平均をレーダーチャートにしてみました。

 

画像2

 

スコアは「90%だとすると、100人の人がいた時に自分より数値が高い人が10人いるということを意味している」とありますので、市場調査社は「知的好奇心」が非常に高い集団ということになります。「協調性」が低いのが気になりますが…

ちなみに、「協調性」とは“他人に対して思いやりを持ち、協力的な態度を取ろうとする個人の傾向”のことだそうです…。Ohh!

 

■欲求

“欲求”は項目数が多く、レーダーチャートに不向きなので、最も高い項目をカウントしてみたところ、「理想」がトップになる人が半数でした。

 

■価値

“価値”の尺度は、マーケティング界ではしばしばお目にかかるシュワルツの価値理論が使われています。

以下が“価値”の結果です。

 

画像3

 

今度は打って変わって寂しいフローチャートになりました。「変化許容性」が唯一50%を超えています。「自己増進」は“成功をつかむ”、「自己超越」は“人を助ける”を表すそうなので、まあバランスでいうと悪くはないというところでしょうか。

 

■傾向

せっかくなので、右上に出ている傾向もカウントしてみました。

10名のうち、半数以上が当てはまる傾向は以下のとおり。

 

(傾向がある)

・社会貢献のためにボランティア活動をする

・自動車を買うときには維持費用を重視する

・ノンフィクション作品を読む

・歴史映画を好む

 

(傾向が低い)

・商品を購入するときは家族の影響を受ける

・商品を購入するときは商品の実用性を重視する

・娯楽雑誌を読む

・ホラー映画を好む

 

わりと現実主義で、面白味がないかもしれません。

 

さて、皆さんが想像する市場調査社の中の人らしい結果だったでしょうか。

いいところも悪いところもありますが、弁解すると、ブログはかしこまったことを書く場ですので、愉快な側面は出にくい傾向があります。

是非、弊社スタッフと直接触れ合って、結果が合っているかどうか確認してみてください。

 

(中野)

フィクションの中のマーケティングリサーチ(中野)2017年7月28日 金曜日

昨今、様々な職業が漫画やドラマ化されていますが、我がマーケティングリサーチ会社が舞台であったり、リサーチャーが主役であったりする創作物を見かけたことがある方はほとんどいないのではないでしょうか。

メーカーが舞台となる際には、宣伝や広報、商品企画部のオフィスシーンで「部長、市場調査の結果はこちらです。」などと、市場調査結果が出てくることはありますが、実査を行うシーンが出てくることは極めてまれです。

今回は、知る人ぞ知る「街頭調査を行うリサーチャー」が登場する創作物をご紹介しましょう。

 

■マンガ編 「東京ラブストーリー」

東京ラブストーリー 柴門ふみ

 

かの大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」のカンチとリカの勤務先は、スポーツ用品を取り扱っている会社でしたが、柴門ふみ原作のマンガでの勤務先は、大手電器メーカーを若くして退職した社長率いる「和賀事務所」という10名程度の小さな会社です。

作中、この会社の業務内容が説明されることはなく、作品紹介では広告代理店とされていることが多いのですが、広告制作や提案をしているシーンはなく、マーケティングに使用するデータを提供することが基幹業務である様子。そして、何を隠そう会社の中では若手のカンチのしている仕事はリサーチャーそのものなのです。

 

冒頭のオフィスシーンから、依頼先の化粧品会社で「この市場調査でもわかるように… おたくもいつまでも、老舗の殿様商売では客が離れますよ」と言い放ち、「我が社は依頼された情報を提供すればいいのだ。批評を加えるなんて十年早い!」と社長に怒られるカンチ。

 

社長の評価が甘いリカに対してカンチは良い印象を持っていないのですが、2人の関係が一歩前進するきっかけとなるエピソードが街頭調査なのです。

 

ある日「シューズメーカーの依頼で、今秋にむけてのトレンドを知るために市中のシューズの統計を集める」「街頭で500足の写真を撮り、データをコンピューターに入力する」「この仕事は、今一番やる気にあふれてる二人に頼むことにした」と社長から任命されるカンチとリカ。

 

街頭で500足の写真を撮るとなると、なかなかの大案件です。1枚撮影するのに平均1分かかるとしたら所要時間は500分=8.3時間、何とか1人日で撮り切れないこともないですが、エリアや年代の割付を考えると実査に3人日は欲しいところ。2017年に生きるリサーチャーの私であれば、勝手に撮影してトラブルになるリスクを踏まえて、ネットモニターに普段履いている靴の写真を送ってもらうプランを提案しますが、1990年前後の東京が舞台の「東京ラブストーリー」世界では汗水を垂らす以外に方法はありません。

 

というわけで、渋谷を道行く人の足元をカメラで撮り続けることになったカンチと、それを通行人調査でお馴染みのカウンターでカウントするリカ。

どうやら全く割付はないようで、リカは単純にカウントしているだけ。対して、カンチは24枚撮りのフィルムカメラと思わしきカメラを抱えて、撮影してはしょっちゅうフィルム交換をしないといけないという何となく不公平感のある役割分担です。リカの服装はバブル時代らしくDCブランドのスーツにヒール靴で、お世辞でも街頭調査に向いているとは言えません。

1日で終える予定なのに、途中で女連れの三上に出会い、お茶なんかしているせいで進捗に遅れが出る2人。降り出した雨にもめげずにカウントし続けるリカを見直し始めるカンチ。夜もすっかり更けた頃に、ようやく500枚を撮り終えます。

 

翌日の夕方、現像してきたばかりの写真を社長に見せるカンチとリカ。

「それじゃ、今日さっそくこれらの写真を分類してインプットしといて」と言われた2人は、台紙に写真を貼ってバーコードで分類し、コンピューターにバーコードの情報を送信しています。最終的にはコンピューターで分類の集計を行って、写真は台紙に貼った原本を納品するのでしょうか。

何とも使い勝手が悪そうですが、弊社のベテランリサーチャーに聞くとパソコンが普及する以前の実態としてはあながち間違ってはいないとのこと。

 

さて、カンチやリカのように仕事そっちのけで恋愛にうつつを抜かしている社員がいるせいなのか、提供情報に付加価値をつけることができなかった社長のせいなのか、この会社はストーリー中盤で倒産してしまいます。社長の紹介で「二ツ橋産業」という会社に転職した2人は別の部署に配属され、街頭調査を行うことは二度とないのでした。

 

■歌編 ベリーベリーストロング~アイネクライネ

ベリーベリーストロング~アイネクライネ 斉藤和義

私が知っている限りでは、JPOPで街頭調査が登場する曲はこれだけです。

 

駅前でアンケート調査 何で俺ばっかこんな目に

バインダーなんか首から下げ 誰からも目をそらされ

見ず知らずの奴になんか教えるもんかよ個人情報

 

 

と来たものです。

 

この曲は作家とのコラボレーション曲で、実は元ネタとなる小説があります。

 

アイネクライネナハトムジーク 伊坂幸太郎

 

主人公の佐藤はマーケティングリサーチ会社勤務の27歳。自社サーバで実施していたWEB調査のデータを先輩と誤って消してしまい、幸いデータは九割方復旧できるということが分かったものの、罰ゲームとして半ば自虐的に定時後の街頭調査を行うことに…

何のための罰ゲームやねんと言いたくなりますが、これが上記の歌の冒頭に繋がるわけです。

WEB調査時代に生きる佐藤は街頭調査に対してかなり辛辣ですが、対象者とのちょっとしたやり取りでやる気を取り戻します。

 

街の風景描写としてアンケート調査が歌詞になることはあっても、首に下げたバインダーまでが歌詞になることはまずないのではということで、私としては超レア級に認定したい曲です。

 

 

以上が「街頭調査を行うリサーチャー」が出てくる創作物の私の持ちネタ全てですが、いかがでしたでしょうか?

長期連載なだけあって「課長島耕作」シリーズには、1シーンくらいアンケート調査をしているシーンがあるのでは…と踏んでいるのですが、まだ検証ができていません。他にご存知の創作物があれば、是非教えていただけると、謝礼は出ませんが中野が喜びます。

 

(中野)

スタッフ

バックナンバー

ページ上部へ

〒550-0004
大阪市西区靱本町1丁目7番3号
PAX本町ビル
インターネットからのお問い合わせはこちら 06-6449-1595(代)